回復が進んで就職を目指す際、病気で長期間お休みしていると、就活で気になるのがブランク(空白期間)ですよね。
就労移行支援事業所に通うことで、たとえば「この人は週5日4時間通所できてますよー」という実績を作ることができます。
この実績を持って就活に挑むのが障害者の就活の基本のようです。
※就労移行支援A型、B型については今回記載していません。
就労移行支援とは
国の支援制度で2013年4月に施行された『障害者総合支援法』という法律があります。就労移行支援はその中で、障害を持つ方が社会に復帰・参加できるようにサポートしてくれる制度です。
65歳未満で企業等への就職を目指す障害のある方を対象に、就職に必要な知識やスキル向上のための支援をしてくれます。
最初は週2日か半日からはじめる…など、その人に合った計画を立てて行政が許可してはじめて利用することができます。
※見学は各事業所に問い合わせてみてください。
利用料金は?
世帯収入状況 | 負担上限(月額) | |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市町村民税非課税世帯(※1) | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(※2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上) グループホーム、ケアホーム利用者を除く(※3) | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
(※2)収入が概ね600万以下の世帯が対象。
(※3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合「一般2」となります。
※その他条件によって減免があるので、お住まいの行政担当課にご確認ください。
利用料は上記の通りでその人によりますが、ほとんどの人が無料で利用できます。
本人の前年度所得、家族の所得に応じて利用料がかかる場合もあります。
私は傷病手当でそこそこ頂いていたので、最初は利用料が約9,300円掛かっていました。なので、失業保険になって3ヶ月後に免除の申請を出して、そこからは無料で利用しています。
交通費は?
原則として交通費は自己負担です。
しかし、一部の自治体では一定の基準を満たす方を対象に交通費の助成金を出している場合や事業所によっては事業所側が自治体の助成金と同額出してくれるところもあります。
詳しくはお近くの自治体の行政窓口、また利用したい事業所に確認してみてください。
私の場合、自治体が半年毎に半額助成、事業所が半額助成してくれていて、最初は自己負担ですが、後から戻ってきます!ありがたや!
利用までの流れ
- ステップ1通いたい就労移行支援事業所に電話して見学の予約を入れる
- ステップ2見学
- ステップ3体験利用
- ステップ4サービス等利用計画案の作成
私は事業所の人が手伝ってくれました
- ステップ5サービス等利用計画案等の提出と認定調査
行政に書類を提出します。私は事業所の人が付き添ってくれました。
- ステップ6受給者証の交付
届くまで1ヶ月かかる場合もあり。
- ステップ7正式利用
通所しながら生活を整えたりスキルを身につけていきましょう!
まとめ
ちなみに私は現在就労移行支援事業所に通いつつ、一度は就活できそうなところまで行きましたが、体調を崩してしまい、生活を整えることと実績作りからやり直しです苦笑
病気になる前の時のように計画を立てると焦ってしまうので、かなり余裕を持って就活の計画を立てることをオススメします!
生活の心配もあると思いますが、思い切って生活保護も視野に入れてみるのもありです。私が生活保護に頼ることになりそうなので、また分かることがあったら記事にしますね!
就労移行支援所をいくつか載せておきますね。
▼ココルポート▼
仕事復帰を全力サポート | 就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)
▼ミラトレ▼
【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援
▼atGPジョブトレ▼
職場定着率91%!障害別専門支援の就労移行支援サービス【atGPジョブトレ】
お付き合いいただきありがとうございました(*´꒳`*)
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